イタリアスキー実体験レポート メンバーズボイス・アンケート イタリアスキー達人のコメント

1998 season 実体験レポート

イタリアスキークラブ設立10周年記念
徹底探索ドロミテスーパースキー探索隊員募集
 <1998/1999シーズンパンフレット掲載> アリタリア航空/馬場 平之助


▼ドロミテスーパースキーの重要拠点アラッバ

 「アラッバってなんだ。えっ、なに、スキー場?どこにあるんだ、それ」ISC会員でもそう言う人が多いと思う。初めてイタリアスキーに参加してみようかという人なら、なおのことアラッバなんて聞いたこともないはずである。

 それでも、コルティナダムペッゾへ行って セッラロンダを体験した人は思い出すかもしれない。コルティナからファルツアレーゴの峠を登って、ラガツオーイの岩峰を右に見て、下っていくとアラッバの村に着く。あのセッラロンダはここがスタート地点になるからである。


▼アラッバへ行ったISC会員一番手は、
  渡辺智子、田中小百合、渡辺恭子の三人だ

 もう十年も前になるが、コルティナダムペッゾの帰り道にへ寄って貰ったのである。当時は未だアラッバへ足を踏み入れた日本人は殆どなかったと言って良い。帰ってきた三人に話を聞き、いつかは行くぞと誓って十年。

 彼女たちはそれからアラッバがすっかり気に入り、何年かおきにアラッバへ行っている。続けて行きたくなるのだから、余程スンバらしいスキー場に違いないと思うのが人情。そんな穴場を見逃しちゃあいけません。この際、皆で行って見ようではありませんか。渡辺智子は「えーっ。アラッバ行くんですかぁ」とちょっと自分たちのシマを荒らされ不満げだったが、根が親切なので色々な資料を用意してくれ、「ここもいい、こっちもすごい、あっちも行った方がいい」とすっかり教えてくれるのであった。

 実をいうと、アラッバを拠点としたドロミテ徹底探索は、大阪の会員、楠田美重子、中村圭江の二年越しの念願でもある。彼女たちは、マドンナへ行ったときも、アオスタスーパースキーのときも「次はアラッバにしようね」と言い続けてきたのである。それは、イタスキ通 のもつ経験と研ぎ澄まされた感覚がアラッバを探り当てていたからなのである。


▼今季は、一月のドロミテを徹底的に滑る! 

 アラッバは実はドロミテエリアの最重要拠点なのである。セッラの山をぐるっと廻るセッラ・ロンダの右回りも左回りも即スタートできる。マルモラーダへの一日ヘリスキーもその気であれば、ヘリ乗り場は直ぐ近い。氷河マルガチャペラ滑走だって可能である。懐かしい、コルティナダムペッゾへと足を延ばし一日ゆったり滑った後、ショッピングもしたい。ここまでで、優に四日は必要である。

 天空に切り立って聳えるラガツオーイから、サンカッシアーノ、アルタバディアへと行って帰って40?。刻一刻、変わる景色の中を、自らもが夢幻となって移動する、恍惚感動異次元クルージングスキーも是非トライしたい。

 アラッバからポルドイ峠を(勿論、スキーで)越えてカナツェイやヴァルガルデナを滑り、ドロミテの象徴であるサッソルンゴの偉容(ほんとに、デカイ)を間近に目にすることもできる。なにしろ、先ず何処へ行くにもここより便利な場所はない。毎日滑っても飽きさせない。朝から晩まで滑っても、残念ながら二度と同じ所は滑れない。これぞ究極のドロミテスーパースキー探索が体験できるのである。

 村は静かで、荒らされてない、人々は素朴で実直である。渡辺達の常宿にバスタブ付きがないのが玉 に瑕だが、シャワーオンリーを我慢すれば、それをはるかに超える価値がアラッバにはある。「行けば、必ず元が取れる」が馬場平之助の台詞だが、今回は、ドロミテ通 楓山一登も唸らせ、シロートも一挙にクロートに変貌する、満を持した企画で、十周年を飾ってくれることになるだろう。


▼アフタースキーは古都ヴェローナへ

 イタリアと言えばスキーだけじゃありません。お楽しみの古都巡り方面 は「ロメオ&ジュリエッタ」の舞台ヴェローナ散策と、ソムリエ・ハラダもプロフェッソーレ・ノトも垂涎の、あのヴァルポリチェッラ・アマローネのワイン蔵探索と盛りだくさんなのであります。これを読んだら直ぐに休暇の申請をして、回りが納得する雰囲気作りを開始しましょう。

 ドロミテ・アラッバ探索隊参加希望者は申込をお早めに、定員になり次第締め切りです。


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