イタリアスキー実体験レポート メンバーズボイス・アンケート イタリアスキー達人のコメント

2001 season 実体験レポート

天候もバッチリ、アルタヴァルテリーナを大滑降!
スキー三昧の8日間
大阪府・大阪市出身/関戸 章仁[4回目]

 今回のツアーに関して言いますと、まず天気に恵まれて気分良く滑れました。(昨年のアラッバでの天候は散々であったが、1月13日までの滞在期間全て天候がよかった)

各スキー場について言いますと、まず宿泊地のリヴィーニョは町をはさんで2つのエリアから成り立っていて、全体の降雪量 はやや少なめで、さらに風がきつく吹く所だそうで、雪が飛ばされやすく、地肌が現れている所があったが、滑りごたえは結構あって、その気になれば、クロスカントリーコースで滑れたり、スノーモービルのツアーがあったり、その他のウインタースポーツが楽しめ、それとイタリア唯一の免税店での買い物と言う、余 りジャポネーゼ達に知られたくないようなスキー場であります。

次に訪れたD.コンパニョーニの故郷のサンタカテリーナは、今回行ったスキー場の中で一番気に入ったスキー場でした。その訳は、まず他のスキー場と比較するとコンパクトなスキー場ではあるが、(日本と比較すると当然広いが)雪質、降雪量 共に良く、気持ちいい気分でロングコースが滑れますし、ここは女子のワールドカップが開催される場所で(約1ヶ月後にDH,SL等が開催された)そのコースを滑れたり出来る所なのに、人が少なく 快適に滑れて、街もコンパクトではあるが、雰囲気があり、(コンパニョーニの実家のスポーツ店もある)もう一度訪れてみたいスキー場のひとつに上げても良い場所です。

次のボルミオはボルミオ2000、3000から成り立っている縦長状のスキー場で、今シーズンワールドカップの最終戦が開催されるスキー場で、今回楽しみにしていたスキー場ではあったが、前日のサンタカテリーナが余りにも気に入り過ぎたのか、又疲れが出てきたのか、余り感動がなかった。とは言えさまざまなコースあり、サンタカテリーナとは比べものにならない程のビックエリアではあるが、今回トップから下まで滑走しようとして二度程違うコースを滑り、再度リフトに乗ってトップまで行ってやり直しをしたので、気分が参ってしまって疲れてしまったからである。コースのマップを何度ともなく見て、気をつけて滑ったつもりだが、・・・・・・・・・。 そのくらいビックなゲレンデと言う証なのかと変に自分自身納得した。しかしボルミオは疲れが出始めた私の体を癒し、元気を取り戻してくれる所でもあった。 それはバーニョ・ベッキオと言うテルメで、洞窟のサウナや各種の風呂、又露天風呂からは先程まで滑走していたボルミオのゲレンデが一望できるすばらしい眺めで、お湯の温度は日本より低めだが、スキーでの疲れを癒し、その眺めを湯に入りながら見るには適してる温度であり、参加者一同がパラディーゾ、パラディーゾ、(極楽、極楽)と唱和してしまう程気分が高揚でき、異国の地イタリアで、私は日本人である事を自覚させられる体験が可能とは・・・・イタリアはすごい!私は益々イタリアに惚れてしまった。そしてホテルに帰る車中で、明日は楽しく滑る〜!とその気にさせてくれるのでした。(詳しくはジャーナル4月号の馬場さんのコーナーを参照)

次の日は私にとってスキー最終日(毎回スキーだけをして、観光もせず、参加者の皆さんとはスキー場でさようなら、ショッピングもマルペンサの免税で数品買うだけのスキーオンリーの日程)スイスのサン・モリッツへリヴィーニョから車で1時間程かけて行く。サン・モリッツはさすがに世界的に知られたリゾート地なので、イタリアのスキー場と比較すると人が多い。登山電車を二度乗り継ぎ、ゴンドラの乗ってピッツナイールへ到着、頂上では「かもしか」の像があり、それをバックにはいポーズ、さすがに3,057m地点から眺める眺望は雄大である。周囲は3千〜4千級のアルプス山々、眼下には湖と街並、しばしばスキーを忘れて約10分程見入ってしまうが、おっと今日はスキー最終日、時間がもったいないと言う事で板を急いで付けて滑り出す。ゲレンデは、1日で走破するのは無理なので、ガイドの中村さんの後について滑る。コースは今回滑走したイタリアのスキー場とは異なり起伏があり、コブ斜面 ありでしかもコース幅が狭い(日本に比べれば広いが、イタリアの今回滑走したスキー場と比較すると狭い)スピードを押さえて滑るが個人的にはおもしろくなく、せっかくヨーロッパのスキー場に来たのだからスピードを出して滑りたいと言う気持ちを押さえながらのスキーで、ランチタイムになったのでオープンテラスのレストランで食事をするが、イタリアに比べて値段が高く、パスタに関しては少々味が落ちる。やはり食はイタリアだと感じさせてくれた。(しかしサーモンはおいしかった)その後、1時間程滑り、今回のスキーは無事フィナーレとなり、車の出発時間までの間、サン・モリッツの街を散策する。さすがに高級リゾート地、いかにもお金持ちらしい毛皮で身を包んだ人々が歩き、有名ブランドの店が並んで一見華やかなのだが、イタリアとは何かが違うなぁと思えてきた。(イタリア国内でもそれぞれの街に違いがある。)以前私はコルティナに行ったことがあるが、この街の感じとは違った。どちらも、ヨーロッパを代表する高級リゾート地ではあるが、国柄と言うか人柄と言うか、ゲルマン系とラテン系の違いかなと思えてきた。どちらが良いとかではなく、同じ高級リゾート地と言っても街の違い、いや街の個性が存在するのだなぁと思い、それに比べて我が日本はと思うと情けなく思えてくる。都会の生活環境をどうしても持ち込もうとする日本のリゾート地、そこには真の休息は無く、まさに病的な状況下での休息でしかない。休息とは普段の生活環境から離れて、心身共にリフレッシュさせるのが本当お休息ではないかと私は思うし、ただ単に外国へスキーに行き、楽しむだけではなく、体験した事から学び取り、それを生かしていかなければならないのではないのか・・・?と思いつつ車に乗り込んで、今回のスキーを終えた。

最後に今回のツアーは程よい参加人数で、日本ではまだ余り紹介されていない場所へ行って楽しみ、そして得て、『極楽、極楽!イタリアスキー』であったと思います。今後『馬場平之助と行くイタリアスキー探索隊』が益々良いツアーとして発展し、まだまだジャポネーゼが知らない楽しいスキーを体験させて頂けますよう、切に願ってます。

ISCさんには、いつも日程変更等の無理を聞いていただき、感謝しています。 ありがとうございます。


実体験レポートを募集しています!
皆様のイタリアスキー体験 レポートやとっておき情報
などを是非お知らせください。 随時、募集しております。
info@italiaskiclub-jp.com



レポーター別年号別
BACK NUMBERS2004200320022001200019991998

前のページに戻る このページのトップへ