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2003 season 最新実体験レポート

5年前に誓ったイタリアでのレース参加。
全長6kmのガルデニッシマ2003!
2003.3.20〜2003.3.28/奥村 偉才[2回]

 1998年チェルヴィニア。初めてイタリアでのレースに挑戦した。全長12km、知る人ぞ知る世界最長のレース「アズリッシモ」だ。その第11回目のレースに参戦した。アズリッシモは、私の長いスキー人生の中でも、未だ、一番印象に残るレースだ。残念ながら、アズリッシモスキーレースは事実上、その回がLASTとなってしまった・・・。最終回に参戦できたことは誇りでもある。

 そのアズリッシモスキーレースでのゴールは今でも覚えているが、私のスキー史上でこの上ない感動だった。そして、その感動を味わいながら、私は5年後のイタリアスキーレースへの参戦を決めていた。

 あれから5年。あのとき、名峰マッターホルン=チェルヴィーノの雄姿に誓ったことを実現するため、今、ガルデニッシマのスタートにいる。アズリッシモほど多くの選手や、他地域からの参加はないが、グルーバー、シュトロブル、コストナー、カルボン等、地元イタリアを初めオーストリアナショナルチームのメンバーもいる。また、昔は相当ならしたレーサーまで陽気に、私達と一緒にレースを楽しんでいる。選手用モデルを履いている選手も多く、レベルは高そうだ。

フル装備にて記念の一枚…笑顔で!
 天気は今日も快晴、但し、朝一は夜の厳しい冷え込みでバーンはハード。レース当日のインスペクションはなんと6時半から開始される。ホテルの部屋で前日に用意してもらった朝食をとってタクシーで会場へ向かう。我々「イタリアスキークラブ・ジャパン・チーム」は7時からのコースインとなった。コース入場時、ゼッケンにマーキングされ、一人一回のみ可能。

 いざ、インスペクションを始めてみると…それにしても長い。塗りっぱなしのWAXもはがれ、一回で充分な距離だ。まさに、インスペクション用の板が欲しいところ。インスペクションを終え、充分な滑り応えを体感しながら、一度ホテルへと戻る。いよいよだ!5年越! 98年、チェルヴィニアで誓ったイタリア・レースへの再挑戦の時が刻々と迫ってきた。緊張と期待が高ぶる。

 スタートは、セチェダ山のトップ、標高2516mの地点。ドロミテ特有の大岩峰が見守る中、2人がデュアルコースではじまり、スタートして3分の1あたりのところで1本に合流。合流部分はコース幅にそって雪面にペイントしてあり、間違えることはない。

 11時、スタートが近づいてきた。快晴のため気温も随分上昇。奇数ゼッケンの私は赤コースからのスタート! 直後の大斜面は斜度もありハイスピード、終わりの頃にはかなり体力を消耗してしまった。もっともここまでで1分以上かかり、普通GSLならゴールしているが・・・。結果的には、続く緩斜面できちんとしたクローチングが組めず、また雪もかなり緩み、部分的にかなり減速してしまった。ゴール前の廊下は一部日陰で固く、残りわずかな体力をも奪いにかかってきた。そして、ついにフィニッシュ、5分12秒、遅い! アズリッシモではゴール後、両足痙攣したが今回はまだもっている。もっと頑張れば5分は切れたか!・・・

 ちょっと残念な事にゴール後には、まず、「遅い、もっと飛ばせば良かった」と思ってしまった。今回は、レースツアー参加前、若干の調整不足と作戦不足があったなぁ・・・とちょっぴり悔やまれた。結果は14位であった。しかし、ゴール瞬間に味わう感動は、どんなレースでも素晴らしく、今回ももちろん感動的であった。そして、この時もまた、5年後の挑戦を心に誓って大会を終えた。

 我々イタリアスキークラブ・ジャパン・チーム(変な名称?)は、鏡選手の2年連続2位という輝かしい戦績と西方選手の理由不明の表彰で幕を閉じた。
5年後は、万全なコンディションと作戦で挑み、表彰台に立ちたいと思う。



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